11月の稽古日は、
11/6日(木)~29日(土)迄の,火・木・土と、12/2(火)です。
昨年に引き続き、
私以外、中野坂上支部の会員が今年もメダル(金・銅)を獲得!!
参加した3人全員で、色帯部門(緑帯・茶帯の男女)部門の
1位・3位をそれぞれ受賞㊗️🎉
指導者としては無上の、この上ない喜び!😂
中国武術と唐手(空手)が大きく異なる点、
日本人や琉球人はもともと裸足・下駄や草履を履く文化圏で、
中国人は西洋と同じく家屋内へ土足で上がり込む靴履き文化圏。
なので中国武術には足指のトレーニングは無いそうです。
琉球で最初に、空手への予備運動(柔軟体操)の概念を取り入れたのは、
剛柔流 流祖:宮城長順 先生でした。
明武舘の古い先輩方によると、
明徳先生からも足指も含めた予備運動の指導を受けていたそう!
「フレイル」
フレイルとは「医学用語「frailty(フレイルティー)」の日本語訳で、
病気ではないけれど、年齢とともに、筋力や心身の活力が低下、健康と要介護の間の虚弱な状態の事。
NHK「トリセツショー」では、老化に伴う脚力低下に対処する方法を解説していた。
この番組内で取り上げられていた動きが正に、
剛柔流の「足指の予備運動」だったのだ!
https://www.nhk.or.jp/program/torisetsu-show/2024_kaiteibanashi_ymtk.pdf
両腕を正中線上で交差させる事が大事です。
上段上げ受け、中段内払い受け、下段内払い受け、
手刀受け、後屈立ち弧受けなど、
受け技の初動時には必ず、自分の正中線を敵に向けつつ、
正中線上で両腕を交差させます。
明達先生は、
「正中線上にはあらゆる人間のツボ(急所)が存在し、
それをまず先に護るのが交差受けの目的」
と仰っておられます。
剛柔流の基本型・三戦において最初の動作である、
両手中段内受けが正にその動作です。
また最近、私が気付いた事があった。
剛柔流型「十八手(セーパイ)」の一番最初の動作で、
並行立ちから右足を軸に左肩を後方に捻りながら、
敵の中段突きを左肩を逸らす事でかわし、左掌底受け&捕手で敵の体勢を崩しつつ、同時に自分の右開手・抜き手を敵へ入れる技について、
単に左肩を後ろへ捻るだけであったなら、右軸足で左足を半回転させれば良い話。
ところが、明武舘の型・セーパイの初動は、
左足が一旦、右足へ接近させ、近づけた直後に一気に後方へ引き、四股立ちとなる。何故?なんでこんな動きになるのか?
私は十数年以来の謎だった。
自分の正中線が左側へ一気に外れ、
そこで隙が生じる事となり、相手の攻撃を正中線上で受けられなくなる。