「The Karate Kid・ベストキッド」
今から40年前の1984年に封切りの映画、
「ベスキッド・The Karate Kid」、
登場するミスター宮城 (Mr. Miyagi)のモデルは剛柔流の流祖、
宮城長順先生だったそうな!
この中で「でんでん太鼓」が出てくる。
当時の私には「何でトンチンカンな事と」
と全く理解は、出来なかった。
でんでん太鼓はwikipediaによると、
「棒状の持ち手がついた小さな太鼓の
持ち手を高速で往復回転させることにより、
玉が太鼓の膜に当たり、音を立てる。雅楽で用いられる
「振鼓」(ふりつづみ)をモデルとしている」そうだ。
翻って映画の初見から数十年後の今、
剛柔流の基本的な交差受け、突きで重要な体軸を捻る動作は正にこの
「でんでん太鼓」の動きそのもの。
いわゆる “ガマク・腰” を中心とした「体軸捻り」であると理解できる。
「砕破・サイファ」、「四方鎮・シソウチン」、「三十六手・サンセイルー」そして「小手鍛え」の動きも同様で有る。
あれから約40年にやっとの今、理解出来たのかな?