沖縄出身者以外の他府県人にとって、
うちなーぐち(沖縄ことば)は、
外国語のように感じるのかも知れない?
なぜなら、ヤマト(日本)とうちなーは今日まで、
歩んできた歴史が異なるから。
琉球・沖縄発祥の剛柔流空手においても
今日まで全空連の影響からか?
うちなーぐちも含め、
正しく継承されているとは言い難いと思う。
この一例として、下記サイトにおける明らかな
間違いを指摘したいと思う。
「ガマク」は、腰まわり全体をさす名称であり、
「フスガマク」の「フス=臍(へそ)」でつまり、
腰の前面であることは正しいと思う。
しかし次に、この先生は
「クシガマク」=腰ガマク と解説されているが、
直訳すれば「腰・腰」となり意味が不明!
うちなーぐちでは確かに「クシ=腰」だが、
同じ発音で「クシ=後ろ」も存在する。
事例として挙げると沖縄の地名「後原=クシバル」が有る。
つまり「クシ」は後ろをさす意味でもあり、
ここでは「クシガマク=腰の後面」となるのだ!